不登校・ひきこもり①

不登校・ひきこもり対策

安川雅史が解説する、ひきこもりの人に多いタイプ

・非現実タイプ・・・話をすると、いかにも、自分というものを持っていそうな立派なことを言いますが、いつまでたっても、一歩が踏み出せません。
また、現実離れした小学生のような無謀な夢を持っている夢想家的なタイプが多く、例えば、作家になりたい、映画監督になりたい、ゲームを作りたい、ミュージシャンになりたい、東大に入りたいなど・・・
実際の能力を客観的に考えられないところがあります。(ひきこもりだった作家の滝本竜也さんのようによく売れている作家も中にはいます)

・無気力タイプ・・・生きようとする力が乏しく、両親が死んだら、食事を作ってくれる人がいなくなるので、そのまま、餓死してもいい。と本気で思っているタイプです。生きることに何も希望がなく、ただ生かされているところがあります。


他にも様々なタイプはありますが、上記の2つは特にひきこもりに目立つタイプです。
この、ひきこもりの人たちが社会参加できれば、そこがゴールか?と言うとそうではありません。
実は、社会に出てからが、もっとつらい現実が待っているといえます。
人間は一人一人、家庭環境も性格も違います。
障害を持って産まれてくる子もいます。
親も現実逃避せず、今の現実をそのまま受け止めた上で、他の人とは比べずに、その子なりに成長していけるように後押しすることが大切です。

不登校の分類


安川雅史

不登校には、様々なケースがありますが全国webカウンセリング協議会に寄せられた相談を元に不登校を分類すると次のようなパターンに分けられます。

無気力不登校・・・なぜ学校に行けないか自分でも気がついていない

.自宅にひきこもり部屋から出てこない

.部屋からは出てくるが外へはめったに出ない

.学校には行くが教室に入らない

いじめや失敗が原因の不登校・・・恐怖心から登校を避ける

病気を伴う不登校・・・LDADHD、アスペルガー症候群、鬱病、強迫神経症、自律神経失調症、起立性障害など病気を伴う

親の放任からくる不登校・・・放任で学校も行きたくなければ休めばいいと言う奔放な親に育てられた場合、どうしても楽なほうに流れてしまう傾向がある。わがまま、自己中心的、精神的に未熟

集団不適合型不登校・・・集団付き合いが苦手、人とのコミュニケーションが苦手

心身症型不登校・・・朝になるとお腹が痛くなる、熱を出す、吐き気がする

ネグレクトからくる不登校・・・親の育児放棄によるもの

親が熱心なカルト教団信者・・・親が学校教育に対して否定的

分離不安型不登校・・・親離れが出来ていない

非行型不登校・・・深夜徘徊、タバコ、酒、薬物、ギャンブル、暴力、万引き

微増型不登校・・・ずる休みや体調を崩して休むことを繰り返しているうちに不登校になってしまう

積極型不登校・・・学校教育でなくても、家庭でも勉強はできると、積極的に不登校を選ぶタイプ

不登校の子どもの特徴


安川雅史

不登校の子どもに多く見られる特徴には次のようなものがります。
わがまま、自己中心的、頑固、気を使いすぎる、几帳面、馬鹿真面目、融通性の欠如、完ぺき主義、考え方が極端、不安を抱きやすい、プライドが高い、自分を好きになれない、自己に対する自信の欠落、否定的な言葉に敏感、傷つきやすい、疑い深い、自分に好意的な言葉を素直に受け入れられない、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥障害/多動性障害)、アスペルガー症候群

不登校の要因

子どもが不登校になる要因には次のようなものがあります。

両親の夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過度の放任、父性が乏しい・母性が乏しい、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・ひきこもり、親が異常に学歴・世間体にこだわる、親がカルト教団の熱心な信者、親が定職につかない、失業・転職が多い、父親が厳格すぎる、親が威圧的、親が神経質、過保護、干渉し過ぎる、虐待

子どもの不登校でお悩みの方は、まずは、相談してください。どのようなケースでも、必ず解決法はあります。


家庭で見せる子どものSOSサイン20

 安川雅史

1.学校の話題・友達の話題をしなくなった

2.妹・弟をいじめるようになった

3.メールが来ても、親の前で見なくなった。携帯が鳴っても親の前で取らなくなった

4.成績が急に落ちた

5.親が話しかけても「ボー」として他の事を考えていることが多くなった

6.学校用品をなくすことが多くなった

7.親のお金に手を出すようになった。お金の使い方が荒くなった

8.学校用品に落書きや破損の跡が見受けられる

9.髪の毛が不自然に切られていたり、体に見慣れない傷・痣がある

10
.大笑いすることがなくなった。または、顔が笑っていてもひきつるようになった。

11
.食欲がなくなった

12
.寝ていても、うなされることが多く、朝、寝汗でびっしょりになることが多い

13
.よく炭酸飲料を飲むようになった

14
.微熱・吐き気・腹痛・頭痛を訴えることが多くなった

15
.休みの日に親と外出したがらなくなった

16
.朝、なかなか起きてこなくなった。朝、トイレに入るとなかなか出てこなくなった

17
.友達が家に遊びに来なくなった

18
.ため息が多くなり、親と目を合わせるのを避けるようになった

19
.今までと雰囲気の違う友達と付き合うようになった

20
.妙に暗くなったり、切れやすくなった

子どものSOSのサインに身近にいる親が気づくことが大切です。全国webカウンセリング協議会

安川雅史




安川雅史

いじめがわかった時の家族の親の対応

安川雅史

1
.つらかったね」と共感することが大切。子どもの話をうなずきながら、しっかり耳を傾けながら聴くこと
「なんで今まで黙っていたの?」「そんなことで逃げててどうするの?」「でも、あなたにも何か問題があるんじゃないの?」などの言葉は言ってはいけない。

2
.「どんないじめにあっているの?」とイッキにまくしたてることはしない。子どもの頭の中も整理させながら、時間をかけて整理していく。子どもに起きていることを正確に知り、子どもがどんな気持ちでいるのかをじっくり聴くことが大切。いじめている相手がわかった場合でも、相手の家に直接電話を入れたり、直接相手の家に押しかけてはいけない。相手の親も自分の子どもがかわいいので、逆に言い争いになるケースが多い。

3
.事実関係がはっきりすれば、出来るだけ詳しく紙にまとめておく。いじめメールの履歴・ブログの書き込み、ノートの落書きなどの物証があれば、そろえておく。

4
.担任の先生の都合のよい日時を電話で確認し、後日、夫婦そろってスーツなどの正装で担任を訪問する。いきなり、本題に入るのではなく、まず、日ごろのお礼を言ってから、事実関係をまとめた紙と物証などを出し、冷静に、担任の先生と話し合う。担任に渡すのは、コピーで、原本は必ず家庭に保管しておく。

5
.現状を伝えてから、解決までの方向を具体的に、お互いの意見を出し合いながら決めていく。決まった内容は文章にまとめてもらい。家族でも1部、保管する。担任との話が平行線の場合は、学年主任・教頭・校長に相談する。

6.学校だけでなくPTAでも意見交換を行い、親同士のつながりも強化していく。


7.いじめ相談ダイヤルにも電話をして、色々な知恵も借りる


8.担任の先生には、お昼休みや掃除の時間、子どもたちと一緒に過ごしてもらい、子どもの状況・人間関係に注意を払ってもらう


9.それでも解決策が見えないときは、教育委員会の相談窓口に連絡したり、転校を考える必要がある。また、一次的に学校を休ませ、交渉を継続しなければならない場合もある

10
.忘れた頃にいじめが再発することもある。家庭では何でも話せる雰囲気づくりを常に心がける。どんなことがあろうといじめはいけないことだ。しかし、子ども自身に、他の子と上手に付き合う能力が乏しい。と言うことも否めない。これは、子ども自身の問題と言うよりも、そのように育ててしまった、親にも原因があることを忘れてはいけない。仮に、今のいじめが解決したとしても、また、他の学校に行けば、いじめの対象になりかねないのだ。親としては、認めがたいことだが、目をそむけてはいけない。「お前にも悪いところがあるんじゃないか?」などと、子どもを責めてはいけない。まず、親自身が自分たちの子育てを見つめなおす必要があるのだ。

不登校を生み出す家庭

安川雅史

家庭の中で会話がない。親が精神的に不安定。夫婦関係がギクシャクしていると、子どもの身近にいる母親は、子どもだけでも自分の思いどおりに育てようと必要以上に干渉しまう傾向があります。高校生になっても、自分で朝起きられない子もいます。「もう7時だよ。学校に遅れるよ。早く起きなさい」と毎朝起こしているのです。知らない間に子どもが目覚ましではなく親が起こさなければ起きないように育っていることに、気付いていないのです。お客さんが来たときも「こんにちは言ったの?」お年玉を親戚からもらったときも「ありがとう言ったの?」と子どもが言う前に親が強制的に言わせてしまう。「こんにちは」とか「ありがとう」は、人に言わされるものではありません。このような育て方をされた子どもは、小学校低学年の頃は、人の目を気にして周りに合わせる傾向が強いです。なぜかと言うと、家にいるときは全部親が、「ああしなさい、こうしなさい」と指示してくれるのです。しかし一歩外に出ると、同年代の子がそんなことを指示してくれません。当然、学校の先生も指示してくれません。自分で何をしていいのか分からないため、人の目を気にするのです。更に過保護が加わると状況が悪化することが多いです。「お母さん、それ取って」と子どもが言った場合、食事の支度をしているのにわざわざそれを取りに行き、「これでいいかな」と子どもに渡す親もいます。食事も、子どもの一言でメニューまで変えてしまう親もいます。こういう子は必ずわがままに育ってきます。 小学校低学年までは人の目を気にしますが、思春期になって友だち関係に慣れてくると、友だちの前でわがままが出てしまいます。グループで話をしている時、相手の言ったことを否定し、自分の方に目を向けようとします。そうすると「何、あの子、本当むかつくよね」ということになって、完全にグループの中で浮いてしまうのです。結局、学校にも居場所がなくなってしまいます。 新聞でいじめなどの報道があると、学校は、無理してまで行かなくてもいいと思い込み、子どもが「行かない」と言ったら、「行きたくなるまで行かなくていいよ」と簡単に認めてしまっている親も増えています。

不登校の子どもの症状

安川雅史

不登校の子どもに見られる兆候というのがあります。小学校低学年の頃、高熱を出す子がいます。保健室で熱を測って、熱があるから家に帰って休んだ方がいいよと言われて家に帰り、1時間もすると、36台の平熱に戻っているのです。これは風邪ではないという証拠です。しかも、汗をかいていません。風邪からくる熱というのは、汗をかいて熱を下げます。中学生ぐらいになると、37度台の微熱になります。「熱」というのが一つ不登校に見られる兆候です。熱が出るのは決まって学校がある日の午前中です。 2番目に多いのは、朝、トイレに入って、なかなか出てこなくなるという兆候です。トイレが誰にも邪魔されない、一番安心できる空間で、そこにこもりたいという気持ちが必ず芽生えてきます。「おなかが痛い」「頭が痛い」「吐き気がする」「微熱」というのが4大症状と言われています。これを風邪と思ってはいけないのです。 さらに、不登校の子どもは、ストレスがかなり溜まっているので、ストレスで喉が渇きます。また、子どもたちがよく飲むものは、水ではなくて炭酸飲料です。人間はストレスが溜まっているときに、水を飲んでもすぐに喉がカラカラになります。ところが、炭酸飲料は喉の渇きをごまかせるのです。炭酸飲料をガブ飲みするようになった場合、子どもにストレスがかなり溜まっているとみた方がいいです。このように身体というのは、必ずSOSのサインを出しています。それに親が気付けるかどうかです。 子どもの様子が変だと感じたら、子どもの横にそっと座って、「どうしたの?何かあったの?何かあるなら、お母さんに相談してね。お母さんはいつでもあなたの味方だからね」と優しく話しかけます。そのような時は、子どもが心を開いていますから、本音が出てくるのです。ところが、ほとんどの親は、最初の一言で、子どもの心を閉じさせてしまっているのです。一度閉じた心というのはなかなか開きません。

昼夜逆転

安川雅史

親にため息をつかれ、嫌な話題ばかりされたりすると、自分の部屋にこもるようになります。更に、カーテンを閉めっぱなしにすることがあります。外から自分の姿を見られるのが嫌だとか、近所の人が自分の悪口を言っていると感じてしまう子もいます。これは、「対人恐怖症」です。人が怖いのではありません。人から自分がどう思われているのかを気にしすぎてしまうのです。カーテンを閉めっぱなしにすると、太陽の光が入ってきません。午前中の太陽の光を浴びている人は、精神的にも安定してきます。太陽の光を浴びることによって、人間の体内リズムができ、精神的にも安定してきます。太陽の光を浴びてない人ほど、不眠になりやすいと言われています。昼間は親と顔を合わせれば、ムスッとした顔で、学校や友だち、お金、将来の話題しか言われません。夜はと言うと、うるさく言う親は寝ていますし、現実逃避できるので心が落ち着くのです。ではどうすれば昼夜逆転を防げるかというと、昼夜逆転して自分の部屋にこもっていたとしても、必ず茶の間に下りてきたり、食事をとったり、トイレに行ったりします。そのとき、必ず親と顔を合わせています。子どもが部屋から出たとき、親の表情を見て、子どもは安心したり不安になったりします。作り笑いではなく、心からの微笑みをいつも子どもに見せていると、子どもの精神状態は安定してきます。今日は何となく子どもがいい表情をしているな。と感じた時に話しかけてください。子どもが興味を持っている話題を笑顔で話しかけることが大切です。 子どもが興味を持っていることに親も興味を持ってください。子どもと話をしている親自身がウキウキしているかどうかポイントです。話しかけても返事が返ってこない場合もありますが、会話をしない子どもほど、人の話を聞いています。安心していい表情で話かけてください 手紙を使った会話も大切です。子どものご飯だけ用意して先に寝てしまうような親もいます。これはまずい行為です。手紙を1枚添えておくことが大切です。例えば、「裕へ。お母さんね、今日は裕の好きなカレーをつくったよ。裕の好きな辛めの味にしたからね。お母さんいつでも裕のこと考えているからね。レンジで温めて食べてね。お母さんはいつでも祐の味方だよ。お母さんより」と書いておきます。そうすると、同じ食べ物でも、味が違ってきます。会話がなければ、子どもは悪い方にばかり考えます。「どうせ俺なんて産まない方がよかったと思っているんだろうな」とか、「早く出ていけと思っているんだろうな」と思いながら食べている料理は味もわからなくなってしまいます。手紙1枚あると、「お母さん、ありがとう」と思いながら食べることができるのです。手紙1枚で、人間の精神状態というのは全然違ってくるのです。

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