少年犯罪・問題行動を起こす子ども
全国ICTカウンセラー協会 安川雅史が解説する「リストカットの対処法」
リストカット・・・自分の苦しみから抜け出す可能性が見えてこないとき,人は、死を考えるが、絶望により、死を選んでいるのではない。この苦しみから逃れたい、でも逃れられそうにない。変われないなら、死んだほうがましと考えるようになる。「死にたい」と言う子どもに対して、「そんな馬鹿なことを言うな」と頭ごなしに否定したりしかりつけることは、結果として自殺の方向に追い込んでしまう。「死にたい」と言う気持ちは、「変わりたい」という気持ちの表れなのだ。カミソリやカッターでリストカットをすると、中で渦巻いていたジリジリする気持ちが、少しだけ抜け、内圧が下がる、文字通り出口になる。「お父さん、お母さんの為に死ねない」と生きていることを人のせいにする子もいるが、これはもちろん、責任転嫁である。しかし、これは、本人にとって必要な逃げなので、売り言葉に買い言葉で、腹を立て『別にお母さんたちのために生きていなくても良いわよ』などと言ってしまうと取り返しがつかなくなってしまう。子どもが、死のうとしているときは、親は、とにかくあわてなければならない。何もなかったように見てみぬふりをすると、子どもは傷つく。もちろん、カウンセラーはあわてず、じっくりその話題をとりあげることが大切だ。カウンセラーが「今の状況が変われば、生きていくことが出来そうですか?」と尋ねると、子どもは、「うん」とうなずく。これは、カウンセリングを受けていくことを子どもが認めたことを意味する。
全国ICTカウンセラー協会、安川雅史の解説する「兄弟の対応」
ひとりがひきこもりはじめたら、他の兄弟も学校に行きたくないと、ひきこもりになることがあるが、親は、兄弟で違った対応をしないように気をつけなければならない。片方の子に『休んで良いよ』言っておきながら、片方には『がんばって行ったら?』と言うと不公平感からよけいに「絶対に行かない」と意地をはることが多い。兄弟でひとりひきこもりの子がいると、他の子にも同じ傾向が出てくる。同じ家で、同じ親から育てられ、ひきこもりの兄弟を見てきているのだから当然である。「お兄ちゃんはしょうがないけど、妹だけは」とか言う気持ちから、下の子には、「早く起きなさい」「宿題はやったの」『早く学校行きなさいよ』など一層先回りをして、妹、弟を追い詰めてしまう。
全国ICTカウンセラー協会、安川雅史が解説する「家庭内暴力の対処法」
家庭内暴力は、「こどもがえり」からおこる。子どもは親を自分の持ち物だと思い込み、自分の言いなりにならないから、子どもは気に食わなくて爆発する。子どもが、暴言を吐いても、いくらおかしなことを言っても、忙しくても手をとめ、子どもの横に座り、うなずきを忘れず、じっくり話しを聞いて、悪かったと思うことは、素直に謝ることが大切である。30分もすれば、暴言はとまり、翌日は何事もなかったかのようにケロッとしている。親が、いい加減に聞いていると、子どもの暴言は、2~3時間続き、しまいには、怒りがおさまらず、夜中、親の寝室に来て朝まで暴言を聞かされたり、翌日も何時間も暴言を聞かされる。子どもも話しているうちに大声を出すから、その声が耳に入り、よけいに興奮してしまう。また、子どもの言葉に反論してしまうと余計に子どもをおこらせてしまう。いくら子どもがおかしなことを言っても、親は最後まで話を聞いてあげることが大切である。退行を抑えれば、家庭内暴力にはつながらない。たっぷりと愛情のあることばをかけ続ければ身体接触にはつながらない。ひざの上に乗ってきたり、布団に入ってきて一緒に寝ようとしたり、一緒にお風呂に入ろうとしたり、これらの行為は大変危険である。身体接触で唯一安全なのは握手である。また、子どもが興味を持つ話題は、親であれば、理解しているはずである。たとえば、サッカーに興味を持っている子であれば、親も、新聞、ニュース、雑誌であらかじめ情報を得ておけば、話は膨らむはずである。もうすでに、家庭内暴力で苦しんでいる場合は、すぐに対処しなければならない。家庭内暴力は、家族にしか起こらない。家庭内暴力を起こしている子は、学校や、近所など第三者の前では、まったくそういう面は見せず、いい子なのである。と言うことは、第三者の前では、いい子なのである。第三者の前では暴力行為を行わない。たとえば、家に誰かを下宿させる、といった手段がある。それが無理な場合は、暴力を振るわれている親(ほとんどが母親)が、他の場所に避難するのがよい。親戚の家やウィークリーマンションを借りる。子どもには、必ずメッセージを残す。「あなたのことは、大切だけど、暴力には耐えられないので家を離れます。お母さんより」と言うようなメッセージが良い。2~3日後に母の携帯やメールに「ごめんなさい」と言うことばが、子どもから入ってくる。(できるだけ、母親は携帯を待ったほうがいい)時間をおくと子どもは後悔し反省するので、「帰ってきて」と言う電話が頻繁に入るようになる。子どもとは、毎日5分は電話で話をし、2週間ほどしてから、食事を作りに家に帰る。ただし、食事を作るとまた家を離れる。子どもは、母親の食事を食べ、お母さんのありがたみを改めて感じる。母親がまた離れることにより、母親は本気だと、子どもは感じ今度、暴力を起こせば、母親は、2度と戻ってこないと思うようになる。1か月で十分効果があるが、一生の問題なので、できれば、2か月の期間を考えたほうがいい。これで、家庭内暴力は収まり、再発することはない。ただし、子どもが謝ったからと言ってすぐに戻ってしまうと、子どもは、どうせ、暴力をはたらいても、また、謝れば、すぐに戻ってくると言う思いが植えつけられてしまうので、暴力を抑えることはできない。
■ストーカー・性犯罪・薬物依存・殺人
全国ICTカウンセラー協会、
安川雅史
2歳くらいになると、赤ちゃんは、自分と母親が違う存在であることを知るようになります。この時期に子どもの不安を取り除き、安心感を与えるのが母親の役割です。この時期に母親が情緒不安定だったり、母親がいなかったりすると、分離不安がいつまでも残ってしまい、人との距離のとり方がわからないボーダーライン人格障害になってしまう人も少なくありません。ボーダーラインの人たちは感情の制御が出来ないため、ストーカー・性犯罪・薬物依存・殺人など反社会的行動に出ることがあります。
■犯罪者に共通の性格
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
犯罪者に共通の性格は、意志が欠如していることである。意志が弱い人は一見すると素直で従順に見える。
しかし、その裏には危険性が潜む。殺人者が、刑務所で改心して、模範囚になったりすることもあるが、裏を返せば、環境に影響を受けやすく、環境の変化に翻弄されやすいということである。つまり、出所後は、決して良い環境が用意されているわけではないので、再び、悪の環境に影響を受ける可能性がかなり高いといえる。また、持続性が欠如しているため、犯罪者に離婚と転職を繰り返す人が多いのも事実である。意思欠如に爆発性が加われば、殺人犯に、情緒障害が加われば、連続殺人犯になる可能性が出てくる。親の前で反抗期がなく育った子どもで、いつも、素直で従順に見える場合は裏を返せば、かなり危険な状態であるといえる。自分という存在を確認できず、周りから見れば素直な良い子・・・酒鬼薔薇聖斗の犯行声明に「透明な僕」というフレーズがあった。自分は意思が弱いと思っている人・・・しっかりと自分の存在意義を確認しよう。悪の道に引きずりこまれないためにも・・・。
■全国ICTカウンセラー協会安川雅史が解説する「小児性愛」
小児への性的な刺激や快楽を追及するもので、抑うつや空虚感、罪悪感に悩まされる人が多い。小児性愛の特徴は、中学生くらいの年齢ではっきりと自覚している人が多く、大人からの性的虐待、性的行為を強要されていたケースが多い。また、圧倒的な母親像が背後にあるケースも多い。親が万能で理想の存在である反面、支配し圧倒される恐怖の関係の場合、成人した異性に恐怖と敵意が芽生え、関わりを拒むことも多い。強者の立場に身をおきたいという思いが、小児を自由に操りたいという思いに変わっていく。
精神的な不安定はカウンセリングで改善されるが、性的な欲求までは変えることが出来ない。これは、人が誰を好きになるか?はクスリやカウンセリングでは変えることが出来ないのと同じである。カウンセリングやクスリで小児性愛が治るか?と言うと答えは、NOである。太っている人が好き、やせている人が好き・・・など、人の好みは、クスリを飲んでも変わらないのと同じである。小児性愛傾向が強い人は、幼児教育などには極力携わらないほうがよい。教員採用の際に、その人の表面上では、現れてこないものを見抜くことがお互いにとって一番よいことであると思う。学習塾、学校、企業でもMVCL導入を是非、検討してください。
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
■安川雅史が解説する「暴力的犯罪者」
米国の研究で、魚油のピルが攻撃的行動を奇跡的に改善したとの報告がある。英国の監獄で、犯罪者に多様なビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を与えると、獄中での暴力的攻撃性が37パーセント減った。食事は脳の構造そのものと働きを変えてしまう危険性がある。脳が必要とする必須脂肪酸とそれらを新陳代謝させるのに必要な栄養素が不足すると、抑うつ症状や、暴力性などにつながる。今一度、われわれは、食生活について考え直さなければならない。ガーディアン紙によると、米国と英国の犯罪者の研究が、オメガ3脂肪酸の欠乏とジャンクフードが暴力的犯罪を増やしていることを示唆している。
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
■安川雅史が解説する「犯罪者の脳」
トラウマ、肉体的虐待、精神的虐待、育児放棄など問題のある家庭で育った場合、脳の左側の運動野の機能が低く、言語的能力、論理的能力も低い。また、大脳新皮質も健常者と比べると低くなっている。サイコパスの殺人犯の脳は、知覚皮質が機能していないことがわかっている。これは、人の迷惑を全く考えずに振舞うことを意味している。また、前頭前皮質が健常者のように活動していない。(睡眠中の脳の状態に近い)
一般的に、脳の前方が機能していない人は攻撃的な傾向があり、衝動性や自己抑制の欠落、異常な感情表現、行動抑制不能、幼児性などの特徴がある。また、犯罪者の脳を調べてみると、左右非対照だったり、のう胞があったり、さまざまな障害が見出せることが健常者の50倍に上る。
脳の機能を理解することにより、抑えることが出来る凶悪犯罪がかなりあることも確かなことである。 MVCL,CVCLは犯罪を未然に防ぐ上でも最適な手段であると言える。
■犯罪者
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
犯罪者には、先天的なものもあるが、人格形成に問題がある人が多い。人は、カーッと頭に血が上っても、それを抑えられる理性がある。それが他の動物との違いである。人間1度は、「ぶっ殺したい」などと頭に血が上ったことがあるはずである。しかし、それを実行に移さないのは理性があるからである。愛情を持って育てられた子どもは、他人にも愛情をもって接することが出来る。逆に、愛情を受けないで育った子どもは、残虐なニュースを見ても何も感じなくなる。自殺もまた自分に対する犯罪である。命の大切さは、家庭での愛情から、無意識に学び取るものである。口で説明して学ぶものではない。「子どもが邪魔だ」「産まなければよかった」などと、思い通りに育たないと勝手なことを言う親もいるが、その無意識の感情が子どもには伝わるのである。真の愛情ある子育てが、犯罪者やいじめを減らす基本になるのだ。全国webカウンセリング協議会では、子どもの犯罪、非行の相談も受け付けています。子どものことで不安なことがあれば全国webカウンセリング協議会に相談してください。
■青少年犯罪に潜む暴力性
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
青少年犯罪の特徴的なものに衝動性と不可解さがあります。特徴として、暴行、窃盗、性犯罪、嘘、無責任・・・などがあげられます。精神的には、いつも不安定で、抑うつ状態にあることが多い。男女比では6:1で男性が多い。権威や規則、法律は重く考えず、自分の取った無責任な行動も常に正当化してしまう傾向があります。さらに罪悪感をもつことがほとんどないため、少年院や鑑別所、刑務所から出てきた後も再犯率がきわめて高い。少年犯罪の要因は、生育環境がかなり影響していると言えます。厳しすぎる度を超えた躾、過度な期待のかけ過ぎ、放任(無責任な親)から性格の中に反社会性パーソナリティーが形成されることが多い。優しさを否定し、非協力的なため、相手を挑発し、より反社会的行動が目立つようになると言えます。少年犯罪や反社会的行動を取る子どもの相談は、全国webカウンセリング協議会にお任せください。
■妄想
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
妄想性パーソナリティ障害と言う言葉をご存知ですか?これは、調和を重んじる日本人にかなり多くいます。特に完ぺき主義の親に育てられた場合に多く発症します。人が話しているのを聞くと、いつも自分の悪口やうわさをしていると感じたり、誰かに優しくされると、自分を利用しようとしているのではないか?と疑ったり・・・。結果として社会的に孤立し、さらに妄想が高まっていくことになるのです。あなたは、大丈夫ですか?
■親と子
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
福島県に住む高3少年が母親の首を切断し、バックに頭部を入れて、警察署に出頭する事件がありました。少年は、中学時代、成績はトップクラスで、スキーでも全国大会に出場した実績もありました。近所の人たちも、「あんな活発で利発な子どもがなぜ?」と首をかしげているようでした。
教育熱心な母親の期待が重たくて子どもが追い込まれたと報道されていましたが、それだけが原因で親を殺害したとは考えられません。問題行動をおこす場合、サインは必ずでています。それに気づくのが一番身近にいる親でなければならないのです。親が思っている自分の子どもと実際の子どもには、大きな溝があることがあります。みなさんは、本当の自分の子どもをどこまで知っていますか?いくら親子であっても別な人間なのです。親の分身ではないのです。全国webカウンセリング協議会主催の研修会では、問題行動を起す子どもの心理状態についても詳しく学ぶことが出来ます。全国webカウンセリング協議会では、少年犯罪の相談も随時受け付けています。
■抑圧
全国ICTカウンセラー協会
安川雅史
殺人を犯した人が平然とした日常生活(普段と同じように音楽を聴いたり、学校に通ったり、通勤したり・・・)を送れるのはなぜか?人間には、間違いなく自分を破滅させる出来事が起こったとき、それを本当は起こらなかったこと、あるいは、なんでもなかったことのように思えてくるのだ。人間の精神状態は、崩壊状態寸前になった時に、機能が自然停止する、地震の時に暖房器具の耐震装置が働いて停止する仕組みと同じである。忘れなければ精神が崩壊してしまう出来事に遭遇すると、心理的葛藤を放棄する仕組みになっている。これが「抑圧」と呼ばれる心理作用だ。つまり、殺人を犯して平然と振舞うのは、神経が図太いのではなく、精神が当たり前のモロさを持っているからだ。
■仮面
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普段は、まじめな青年が万引き行為を起こす。普段はまじめな会社員が暴力事件を起こす。普段はまじめな警察官が覚せい剤に手をそめる。普段はまじめな裁判官が、中学生と援交をする・・・。普段と言う言葉が頭につくと、「まさか」とか「以外」という感じをうけるかもしれないが、そうではない。学校や職場で見せているのは表向きの人格である。営業マンは営業マンの仮面、芸能人は芸能人の仮面、OLはOLの仮面を被って社会生活を送っている。
しかし、その仮面は、職場を離れると外すことが出来る。仮面をはずした状態が「普段」なのだ。その一方で仮面を被り続けなければならない職業がある。教師であれば、職場を離れても教師として振舞わなければならず、警察官は警察官として振舞わなければならない。振舞うというのは、教師や警察官としての職務を果たせばいいというものではない。まじめ、誠実といった、その職業のキャラクターとして定められた「人格」を演じ続けなければならない。当然、素顔と仮面にはギャップがある。ギャップが大きいほど、ストレスは溜まる一方である。「普段はまじめな・・・」が起こす犯罪は、そのストレスが爆発した姿である。仮面を外したときにうまく発散できることがあれば、ストレスを溜めずに順調な日々をおくることが出来る。みんな仮面を被って生きている・・・・
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ネット問題の専門家であるネットいじめの専門家の安川雅史氏と東北大学教授の川島隆太氏の監修によるパンフレット。ネット依存やネットいじめなどの事例によりインターネット利用の危険性を示すとともに次の3つの対策について周知啓発します。