■ブログ炎上から身を守る方法
自分の犯した法律違反をおもしろおかしく語ったり、差別と取られることを書き込んだり、マナー違反の画像を載せて炎上した場合などは、広くネットで拡散され、個人情報をフェイスブックや他のSNSなど、いろいろなところから調べられ、住所を突き止めて自宅や勤務先に押し掛けて嫌がらせをされるなどの被害を受けることがあります。こうなると過去の悪質な書き込みや、悪質な画像の「まとめサイト」が作られ、ブログを閉鎖してもずっとネットにさらされることになります。
ブログ炎上とは、内容が反感をかい、短時間のうちに1000を超えるような膨大なコメントが書かれてしまうような状態のことをさします。炎上しやすいのは、やはり刺激的な内容や不謹慎な画像の投稿、モラルに欠ける書き込み、差別や法律違反の書き込みがあるブログです。ブログを炎上させない最大の対策は、読む人の身になって書くことです。
事件などについてのブログでも、事件の被害者や加害者などの当事者本人、当事者の友達や関係者がブログを読む可能性もあります。過激な発言や読む者を不快にする書き込み、感情的になった書き込みはやめておくべきです。冷静に判断し、読む人の身になって文章を書けば、炎上につながることは減るでしょう。噂などのあいまいな情報を、断定するような内容でブログに書き込んでしまうと名誉棄損などで訴えられることもあります。
幸運をもたらすペンダント、怪しい健康食品など、科学的に立証されていないことを効果があるように書き込むのも危険です。万引き自慢や未成年の飲酒、喫煙など 反社会的な書き込みやマナー違反の画像を投稿してしまうと間違いなく炎上し、一生消えない傷を背負うことになってしまいます。
ブログが炎上した場合、火に油を注がないようにしなければなりません。反論をしたり、攻撃的な書き込みをするとネットユーザーの反感を買ってあちこちで取り上げられるので炎上が更に広がってしまいます。また、非難するコメントを削除するなどの行動に出ると、余計に炎上してしまいます。後で内容を書き直したり、サイトを閉鎖してもGoogleなどの検索サイトでは内容を保存するキャッシュ機能があるので、書き直し前の情報が見られてしまいます。
炎上すれば、閉鎖前のWebの内容を保存し、どこかのサーバーで公開する人も出てくるので、証拠を隠滅しようとしたとに腹を立て騒ぎが余計に大きくなり最悪の状況にもなりかねません。自らブログやコメント欄で、むきになって反論をしたり、挑発するとブログはあっという間に炎上しまいます。炎上後も、挑発とも取れる発言をコメント欄に書き込むと収拾がつかなくなり精神的にも追い詰められてしまいます。
ブログが炎上した場合は、自分のブログの内容のどこがいけなかったかを、じっくり考えてみることです。その上で、問題となった文章を修正して、誠意ある謝罪文を載せてください。記事は正しい内容に修正し、「私の未熟な書き込みによって多くの方に迷惑をかけ、不快な思いをさせてしまったことを心から反省しております。記事は修正の上、謝罪します」などと明記しておきましょう。
掲示板やコメント欄を一時的に閉鎖することも考えられますが、閉鎖する場合、過去のコメントをそのまま残しておかなければ反感を招くおそれがあります。まとめサイトに載ってしまうとコピーがどんどん広がってしまうので、現実的にはネット上から消すのは不可能です。ブログ炎上は、実生活にも影響してしまいます。
炎上ブログをまとめて掲載している「炎上ブログまとめサイト」「炎上画像まとめサイト」は数多く存在します。経緯を知った人によって個人情報が調べられたり、勤め先や学校が特定され、「クビにしろ」「退学にしろ」などの電話が入り、実際にクビになってしまったり、退学になってしまった生徒もいます。自宅でこっそりと書く日記ならば何を書いても構いませんが、誰でも閲覧できるブログは、書いた内容、載せた画像に責任を負わなければならないことを忘れてはいけません。
■ツイッタートラブル・ツイッター炎上から身を守る方法
ツイッタートラブルから身を守るためには、他人を差別したり、攻撃したり批判したりすることを書かないようにしましょう。モラルに問題があるふざけた画像や犯罪、違法な画像をのせないようにしましょう。モラルに問題があることや違法なこと、犯罪に関わることを書き込まないようにしましょう。他人のプライバシーについては書き込まないようにしましょう。他人のプライバシーに関わる画像はのせないようにしましょう。知り合いと一緒に撮った画像を乗せる場合は必ず、相手の了承をとるようにしましょう。
内部情報に関わることは書かないようにしましょう。また、名前、住所、性別、個人情報、その日の行動、恋人のことなどはなるべく書かないようにしたほうがよいでしょう。Twitter以外にもブログやホームページを持っていたり、プロフィールサイトを持っていたり、フェイスブックやmixiなど複数利用している人は、より多くの個人情報が集められてしまう可能性があります。ネットの向こうの見ず知らずの人に住所や学校名、名前、勤務先、家族構成、彼氏や彼女の名前まで全部ばれてしまい被害を受けた人もいます。
Twitterアカウントを他のアカウントと連携しているとTwitterのアカウントは特定されてしまいます。グーグルやヤフーなどの検索エンジンなどにヒットしないように公開する情報には十分気をつけたほうがよいでしょう。
TwitterにはツイートにGPSを埋め込む機能があります。今どこにいるかがばれると、空き巣に狙われる可能性も当然あるので、この機能を無効化しておくほうがよいでしょう。この機能を無効にする「ツイートに位置情報を追加」のチェックをオフにしてください。ツイートからGPS情報を消すには「すべての位置情報を削除」ボタンを押してください。 Exif情報は画像ファイルに含まれる撮影日や使用したカメラの情報、撮影場所や縮小版画像などの情報です。撮影場所がわかってしまった。画像加工ソフトで顔を隠したのに修正前の縮小版画像が残っていたなどの事例がたくさんあります。
「ツイートを非公開にする」機能を使用して自分自身の情報を守りましょう。ツイートを非公開にすると、ツイートが見えなくなり、フォロー・フォロワ一覧、リストも見えなくなります。ツイートをRT機能でRTできなくなります。また、非公開中、外部サービスはTwitterからあなたのツイートを収集できなくなります。ツイッターは、友達の中だけでやっていたほうが安全です。
■アプリ連携を確認しましょう
Twitterは外部サービスと連携して様々な使い方ができるようになっています。あなたに一部機能利用の承認を求め、承認することで外部サービスがアカウントの一部機能を利用できるようになります。外部サービスからツイートしたりタイムラインを取得したりすることなどが可能になります。怪しいものを承認してしまうと荒らされるので怪しいアプリを連携しないでください。使い終わった連携は解除しておいた方がよいでしょう。
■インターネット上で知り合った人と実際に会うのはやめましょう
仲が良くなってくると「実際に会いませんか」と誘われることがあります。しかし、実際に会うのは大変危険です。Twitterでは相手の姿が見えません。ツイート・写真などからでは本質は見抜けません。ネット上での付き合いに留めておくべきです。相手に住所や個人情報を教えてしまえば、関係がこじれたときにあなたの画像を嫌がらせでばらまかれたり、ストーカー被害にあったり、脅されたり、最悪の事態を招くことも考えられるのです。
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ネット問題の専門家であるネットいじめの専門家の安川雅史氏と東北大学教授の川島隆太氏の監修によるパンフレット。ネット依存やネットいじめなどの事例によりインターネット利用の危険性を示すとともに次の3つの対策について周知啓発します。